インターン1日目

インターン1日目が終了。

大まか流れとしては
【午前】
人事部長からの挨拶

班ごとに自己紹介

全体での自己紹介

銀行業務の内容と当行の概要と戦略の説明


〜感想〜

初めてのインターンということで右も左もわからなかったが、緊張感のある雰囲気で始まる。

ただ自己紹介も初まっていくと、担当社員の心遣いもあり、徐々に雰囲気は和やかになっていくのは感じ取れた。

コンテンツに関する感想としては午前の部では軽くネットで調べればすぐ出てくるような内容をまとめてくださっていた。

いや、主に高校で扱う政治経済分野でも出たような気がする。いずれにしてもその程度の内容である。




次に当行の概要と成長戦略も、事前にHPを確認していたので目新しい情報はなかった。

更に時間の都合上途中から説明が急加速し、内容としては薄いものだったという印象。

ここでは、都市銀行(メガバンク)の傘下にいない銀行で独立性が強い事を生かした戦略を強調していた気がする。

具体的には地域のお客様のニーズに素早く応えるといったことだが、逆に独立性の弱みが知りたい。

単純に後ろ盾がない状態というイメージなのだが、今後メガバンク傘下にある地銀との競争において、改善していかなければならない点も併せて聞いておきたい。

もし自分がこの銀行に入行することになれば、それが自分たちの課題として出てくる可能性があるからである。




最後にインターンでどういう姿勢で臨むかを講義してくださった。主は以下の3点。



・働く意義を考える

・金融の社会的役割を考える

・投稿で働いている社員の熱意を感じ取る





ちなみに銀行の役目として説明に上がっていたことは

・銀行は企業の潤滑油…血液のように社会・経済には必要不可欠なもの。またインフラと同様に生活にも欠かせない。

・経済の橋渡し、公共的位置…経済の活性化を図ることも可能。最近は活性化することに重点を置いており
「貯蓄から投資へ」「ビジネスのサポート」

といった言葉が掲げられていた。







【午後】

3班に分かれて、座談会・札勘・窓口機会体験の3つの部門をローテーションで回していった。

ここでは座談会の内容について書き記すことにする。

座談会では約35分を使ってフリートークをするといった形式だった。

こちら側から自由に質問していいという状態だったのでいくつか質問が上がった。

特に他愛もない質問もあったので、詳しい話は割愛。重要と思える内容に関してまとめておく。




入行7年目の方の現在の給与は年収およそ500万。社員全体の平均年齢が若い分、若干低めになっているという話である。

また早ければ35歳、だいたい40歳前後で1000万円オーバーするという話だったが、この辺の話は信ぴょう性が高いとはいえない。

学生が重要視する項目というのは社員の方ももちろん承知しているはずなので、魅力的に見せるために少し誇張している可能性が考えられるからだ。



転居を伴う引っ越しはない、つまり関西に安住したい人には絶好の職場ということだろうか。

他にも同期が近所に住んでいるので連絡が取りやすい、などと社員も地域密着している空気はどこの地方銀行も同じなのかもしれない。

平均年齢が低いため、非常に易しくアットホームな雰囲気の職場だという話であったが、これは別の情報からも同じような話だったので、ここに関しては信ぴょう性が高いと思われる。

また、資格の話では、話の裏を返せば自主性がかなり求められるようであった。


ただ疑問点としては

今日の説明では、地方銀行は非常に魅力的な職場に見える。
(30歳年収約500万・転居伴う引っ越しなし)

しかし、銀行が経済の血液という役割をしているのであれば、いくら大阪を元気にしようと躍起になったとしても

マクロ的な視点で考えたときに、日本自体の景気動向がよくなければ、地方銀行の出来ることにも早い段階での限界があるのではないかということだ。

仮に転職を一切考えないケースを想定するならば、働きあげる約40年間で日本経済がこれ以上停滞することがないということが必要となってくると考えられる。

しかし、実際問題として少子高齢化が確実に進んでいる現代社会において、今後の経済発展を望むことはともかく、維持することも至極難しい事ではないだろうか?

人口が減少し始めたことも考慮すれば、銀行業界への就職は正しい選択と言えるだろうか?

大きく考慮する点である。




2日目だが、引き続き建前の裏にある本音を読んでいきたい。